久しぶりの日記になる。
特に休んでたのに理由はない。めんどくさかっただけだな。
でもこんなオヤジの日記でも読んでくれている、モノ好きがいるらしい。
というわけで、再開だ。またせたな、お前ら。
日記を書いていない間にも、ダンジョンにはぼちぼちいっていた。
悪は何度こらしめても復活するので、一度踏破したダンジョンも再び行くことがある。
だが俺は前に一度行ったところはにはあまり苦戦しなくなっていた。
『こりゃ、俺の時代がきたぞ』
俺は調子にのっていた。
【カルン埋没寺院】
なんだか古い遺跡だ。(詳しい説明は聞いたがわすれた)
調子にのっているおれは、依頼の内容もそこそこに、意気揚々と突入していった。
メンバーは
おれ、のりん、りう、こないだ友達になった異国人の、あふある
男ばっかのむさくるしい面々。だがその楽しさもある。
わいわいと雑談や猥談でもしながら行くつもりだった。
「ハチに注意しろ。」
それはのりんの一言だった。やつはここに何度か足を踏み入れたことがあるらしい。
おれ含むほかの3人は初めてだったが、調子にのってた俺たち(特に俺)は、少し気にかける程度、あいよーてなかんじでイケイケですすんだ。
その時の、のりんのいつになく真面目な表情を俺は見ていなかった・・
「え?」
次の瞬間おれは地面に倒れていた。
そう、ハチだ。
全くなにが起こったのかわからなかった。
なさけなく、白魔導士のあふあるに蘇生魔法を受ける俺。
完全に油断だ、たかがハチ、されどハチ。
おれは打ちのめされた。
『何やってるんだおれは。全然守れてねえじゃねえか、大切な仲間を』
「スイマセン、スイマセン」とひたすら謝るアフアル。
『ちがう、お前のケアルはちゃんと届いていた。俺の油断が・・』
なさけない、なにが雑談や猥談でもしながら~だ!
その時俺は知った。
成長していたんじゃない、慣れただけだ。
俺が順調にいってたのは、その分仲間が動いていただけなんだ。
・・・
「ふえー怖いねーハチは。」
俺のおかげで暗くなったパーティの雰囲気を、払拭するようにつぶやくりうの言葉。
こういうとき、あいつには救われる。りうはなんとも言えん明るさをもつ。
「行こう!」
俺は斧を再び構えなおすことができた。
とはいえ、カルンはその後も難所が待ち構えていて、それこそパーティが全滅することが何度もあった。
だが、気を引き締めなおした俺たちはちがった。
全滅するたびに結束は強くなった。
大丈夫、次はやれる!さっきの技には気を付けろ!光る床を探せ!
俺たちなら出来る!
そして最終、土偶のようなボスがまつエリアまで、時間ぎりぎりに着いた。
このダンジョンというやつは、時がたてばたつほど闇の力をまし、最終的には光の加護を受けている俺たちを強制的に外に放り出してしまうのだ。
「さあ、行こう!あんな縄文野郎に負けるはずがねえ」
土偶は強かった。というより部屋に仕掛けられた謎のレーザーに苦しめられた。
さらに、俺たちの装備は度重なる戦闘で、すでにボロボロだった。
だが逆に俺たちの団結力は最高潮になっていた。
「オヤジ、そっちじゃねえこっちだ!」のりんの的確な指示がとぶ!
「いける!いけるよ!」りうが場を盛り上げる!
「マリョクガツキソウデス」あふあるが倒れそうな皆を、必死に回復させる
そして・・
俺たちはカルン埋没寺院を踏破した。
疲れ切った俺たちに言葉はなかった。
だが互いを見つめ合う、それぞれの表情が全てを語っていた。
男同士ってのはそういうもんだ。
※今回は数日まえの事を思い起こしつつ書いたので、ちょっとした脚色があったのはご勘弁。
おまけ
終わってから町のミコッテと温泉につかる俺とあふある
「男同士ってのもたまにはいいよなー」
「・・ワタシハ オンナノヒトモ イテホシカッタデス」
「
やっぱそうだよな・・」
後日、のちや、うさ耳の彼女、ララフェルの彼(しゅな)とで再びカルンに行くが
女性二人の奮闘に目を奪われ、うっかり倒れた俺のせいでカルン踏破を逃したのは、
また別の話。