久しぶり頭脳を使わせられるシーズナルイベント「ゴールドソーサー・フェスティバル」に参加しました。
このイベントでは、会場で殺人事件が起きる。プレイヤーはその証拠品を集め、犯罪の経緯を推理し、その事件を解決する形をとっている。
また、このイベントには複数のエンディングが用意されており、「分岐型クエスト」の形をとっている。
ネタバレがあるので、読みたくない方はここより先を読まない事を勧める。
では……、改めて。
要約すると、開催者はプレイヤーに新しい催しを紹介している最中に、ある殺人事件が起きる。容疑者が3人居り、プレイヤーは会場の幾つかの場所に散りばめられている証拠品を調べ、現場近くのNPCから情報を聞き取り、事件の経緯を推理し、解決する形をとる。
更に、プレイヤーの推理の仕方次第ではエンディングも異なるという「分岐型クエスト」の形をとっている。
答えを明かさない範囲内で説明すると、ここで注目すべきは、実はこの殺人事件そのものが、最初に『新しい催し』として謳われていたイベントそのものである点だ。その理由は事件を解決すれば明らかになる。
また、犯人は意外な場所にいる。
また、以前のシーズナルイベントと違い、このイベントでは、プレイヤーは地図に明記されているルートを単になぞるのではなく、自分で推理しないといけないのだ。
つまり、オープンエンド的なイベントである。
推理が間違っている場合でも報酬は変わらないが、正しい推理に辿り着くまで何度でも繰り返し可能である。また、事件を解決しても繰り返し可能である。その為、すべてのエンディングを見る事も出来る。
内容的にも構造的にもとても興味深い。唯一の難点は、かなり時間が掛かる事。
推理してみたところ、最初の1回の推理では完全には解けなかった。実行犯は掴めたが、その動機までは理解出来ず、その為に裏で関与していた人物までは突き止められなかった。
悔しかったが、やりがいを感じる事が出来た。眠くならずに済んだ。
総合的に言って、これはとても面白いシーズナルイベントだった。
以前のイベントと比較して、格段の進歩と言っても過言ではない。
改善すべき点としては、2回目以降の推理の時に、証拠品集めではなく、証拠品集めが済んだ推理の段階から再挑戦出来るようにして欲しかった。証拠品集めや聞き込み調査は単なる繰り返しの部分で、2回とも全く同じ内容で、その部分だけはとても面倒に感じられた。
だが、その後の推理はとても面白かった。
出来れば、2回目以降は、比較的面倒な証拠品集めや聞き込みは飛ばし、そのまま推理の部分から再挑戦出来るようにして貰いたかった。
それか、2回目以降は、聞き込み調査の順序で更なる分岐点をつくり、それまで聞いてきたNPCの内容でその後のNPCの反応が違ってくる仕組みようにして欲しかった。
例えば、今回は依頼人と実行犯がいたが、依頼人からは直接聞き込みが出来なかった。そこで、依頼人と実行犯の両方から聞き込みが出来る形にして、プレイヤーの質問次第で、もう片方のNPCの会話内容が違ってくるという手段も取れたのかもしれない。
より具体的には、例えば、今回、依頼人に対する聞き込みがなかった為に実行犯が追いつめられても依頼人を明かす事はなかったが、これが現実なら、こういう場合は実行犯は依頼人の役割を明かす事で自分の罪を軽くしようとする傾向がある。
この要素を取り入れる事で、2回目以降の聞き込み調査にサスペンス要素を追加し、その単調さをなくす事も出来たのかもしれない。
これからはもっとこういう頭脳を使わせられるオープンエンド的な「分岐型クエスト」型のシーズナルイベントに期待したいところだ。