【 新生エオルゼア 】園芸師LV54
私はバルタン、時間は待ってくれないのである。
星付き料理を完成させるべく、ラノシア地方へ赴いた。
希少な野菜を採るためである。
真っ赤な色と程よい酸味と深い甘みの「トマト」を求めて歩みを進める。
地面に影が出来ており、上を見上げると植物がフワリと浮かんでいた。
空を飛ぶ植物もあるのだな…。
空飛ぶサラダ…、アリだな。
目を下ろすと遠くの草原の一部が光って見えた。
この経験は、最近になってよくあることだ。
一部の草木が私に見つけて欲しくて「ここだよ」と光りだすのだ。
いつ光るかは分からない。
運なのか、縁なのか…。
近づくと真っ赤な果実が見えた。
「トマト」を手に入れた。
そして手帳に採れた日時と場所を記した。
トマトをじっと見つめる。
作りたい料理が決まった。
動く植物の、「翼のような葉」を使ってサラダを作るのだ。
動く植物の葉の調理法を調べる。
新鮮さがかなり重要
まだ動いている状態で下処理をする
オリーブオイルと素早く和えるのがポイント
こ、これは動く植物を捕獲と同時に調理するということなのか!
調理師として、魔物に対して身構えたことはあるが、実際戦闘をしたことは一度もない。
そもそも戦えるなんて思考は持ち合わせていなかった。
私にできるのか?
最高のサラダを作るためだからか、身体の中心から勇気が湧き出てきた。
やるしかない!
以前に三国をすみずみまで駆け巡ったため、どこに何が生息しているかはだいたい把握している。
グリダニアへ飛び、すぐに動く植物を見つけた。
調理師の姿のままで身構える。
手にはフライパンとナイフだ。
いざ、調理開始!
身構えるとたちまち植物は襲ってきた
翼の形をした鋭利な葉が横に切り裂く
私はフライパンの裏面でそれを防いだ
そして手にしたナイフで逆に切り裂く
葉を一枚剥ぎ取ることに無事成功した
リミットタイム!制限時間はごく僅か
とにかく時間が惜しいので息を止めた
すばやくまだ動く葉を油で和えていく
塩での味付けもとにかくすばやく行う
次の瞬間葉は光り輝いたように見えた
サラダの下処理が完成した合図だった
よしっ!
すぐにデジョンで「止まり木」に戻り
トマトやオニオン、レタスと合わせる
鮮度抜群!採れたてサラダが完成した
ここに、一つ星の「星付き料理」が誕生した。
達成感もそこそこに、すぐに味見をする。
鮮度が落ちる前に食べなければ!
葉のシャキッとした歯ごたえは噛み切れも良く、口の中で解けるように消えた。
トマトの芳醇な香りと濃厚な旨味、そして口の中に広がる甘み、味付けも最高である。
一息つくと、皿の上には何も残っていなかった。
流れる星のような一皿だった。
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なたんです。中の人です。
「エオルゼア時間」をこれから気にしていきます。
FF14の世界ではこちらとは違う独自の時間が流れています。エオルゼアの一日がこちらでは数十分しかかかりません。
何となく理解はしていましたが、今回トマトを発見したことで手帳に「光る時間帯」が表示されたのです。次回はその時間にその場所に行けば採れるといいので楽ですね。
画面の時計をエオルゼア時間 (ET) に切り替えたら、もうエオルゼアの住人です!
住人と意識するようになって、宿屋で寝る時のパジャマが欲しくなりました。
魔道士ローブでは落ち着かないです。
ボクの今のパジャマはちょっとヨレヨレの服になりました。
シンプルで部屋着っぽくてパジャマに最適です。
今回作成したサラダは、一つ星であったとしても、調理師で戦闘をしなくても、フィールドで制限時間30秒で調理をしなくても作れます。
そして、調理道具を戦闘になんて使ってはいけません。
それはボクも分かっています。
でも、この方法をバルタンがラノシア地方で思いついたから、ボクはとにかくやらなければならないんです。
それこそが「中の人」の使命なのです!
エオルゼアの世界ではこちらの常識とは違うのです。
制限時間内で調理するのは大変です!
ドキドキしたけど楽しかったです♪
レシピに記載されていた内容を再現しただけなので、これが正しい調理法だったりして。
ちなみにタイトルのLTSはサラダの略称です。BLTみたいに略してみたくなりました。
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00040 ヨレヨレの服→
00026 調理道具を構える