さて、艦これは第4海域を乙作戦で駆け抜けることに成功し、現在最終海域の最終ゲージをヒィヒィ言いながら削っております。
乙作戦で正解だね甲だったら死んでた。
よって艦これネタは十分貯まってるものの、たまにゃ別の話もしとかねえとな。
ってんで最近変異株がブイブイ言わしてるアイツの話をしよう。
ウィルスは変異にある程度の傾向がある。
何でかって言うとね、あいつらは単細胞どころか生物としての最低限度の機能も持ってないんで、思考とか行動とかに意志とか方向性とか無いの。
極めてその行動は物理的であって、言い換えれば数式とか数学の世界で動いてるのよ。
重さ40グラムの物質を、時速うんキロで飛ばすにはなんニュートンの力が必要よ、とかそーゆーお話ね。
あいつ等の行動原理は極めて単純でして、遺伝情報をとにかく大量にコピーして増やすことを目的としてる物質なんだよな。
なので、奴らの目的は人を殺すことでもないし、苦しめることでもない。
とにかく増えれりゃなんでもいいんだ。
だから大抵のウィルスは、宿主になる生物が多い方への感染能を持った場合そちらへ移行していくけど、これも結果論なわけね。
蝙蝠の間でウィルスが拡散拡大できる機会より、人間の間で拡散する方が密集性個体数社会行動的に圧倒的に有利だったんで結果的に蝙蝠内よりも人間内で大流行したってだけな。
んで、急激に病状が悪化し死に至る病が、流行によって弱毒化する傾向になるのもこの結果論なわけ。
だって、発病して一週間で宿主が死んじゃう場合宿主さんはウィルスを7日間しかばらまけないでしょ?
宿主さんが7日より8日、いやいや思い切って10日って感じに長く生きてくれた方が別の宿主にコピーを渡せる機会が増えるわけやん。
発症したらすぐに亡くなってしまうより、ウィルスをばらまいてくれた方が増えるには都合がいいんじゃよ。
前にも書きましたが、ウィルスは割合に宿主に特異的に行動しています。
インフルエンザの頭に鳥だの豚だの付くのは基本的にそいつらに特異的に感染するからです。
ですがウィルスというものは遺伝情報の複製回数が恐ろしく多いこともあって割と簡単に変異します、よって、これら活性を保ったままのウィルスを大量に接種接触した非宿主の生物への感染能を獲得する場合があるわけ、基本的に稀なことではあるんじゃけど。
ただ、こうやって新たな宿主を得たばかりのウィルスは、その生物内で増殖するのは初めての事なんで、一気に増えすぎて重要な機能まで一気に破壊してしまい死に至らしめる極めて危険な病となる可能性があります。
ですがさっきも言ったように結果として生存時間が長い方が増殖には優れていることから、ウィルスは流行すると弱毒化してく傾向になるわけです。
もっとわかりやすく極端な例を出すと、そうねとあるサルの集団に病気が発生した、Aグループに発病したら3日で死ぬ病気、Bグループに10日ほど熱だけ出るけど治っちゃう病気が発症したとするよ。
Aグループは下手すると群れが全滅してウィルスもそこで終わる、3日という短いスパンで同じ群れ内ならともかく、別の群れにまで飛び火できるかは難しいところだ。
でもBグループの方のウィルスは群れの連中が全員免疫を獲得する前に、ウィルスキャリアが別の群れの個体と接触すればそこからどんどん広がってく可能性が出るよね?
このよーに宿主を殺さずかといって自分たちがあっさりと免疫細胞共に全滅されない程度には粘れるような方向に変異したウィルスが生き延びる。
先にも書いたが、結果として宿主を殺すこともあるがウィルスは増えることが目的であって殺すことも苦しめることも目的と一致しない。
んじゃあ何でコロナはそうならねえんだよ。
困ったことに、この新型コロナウィルスは変異株が感染能力向上とともに従来型よりも強毒とまではいかないけど同水準だったり重症化のリスクが上がったりしてますな。
ここからは推論となります。
まー素人の推論なんで間違ってるかもなんですが。
発病前から感染能を持っている。
まずこの点、これがものすごく有利なんだよな、ウィルスキャリアではあるが発病してない無自覚感染の状態でも別の人への感染力がある。
発病した場合、よほどのことがない限り本人も周りの者も感染しないさせないよう行動を気を付けるが、無自覚であってはこれは難しい。
この無症状時での感染能力のおかげで、発病後の症状の強弱がウィルスが新しい宿主との接触する機会の趨勢にあまり影響がないんだよね。
発病前にばら撒かれるから、症状の強いウィルスでも弱いウィルスでも感染の機会は平等になっちゃうの。
だから結果として弱毒化がされない、症状が弱い方が増えやすい一般的な病気とはここが違う気がするね。
あとは・・・。
弱毒化した新型コロナは存在してるがそれもう、ただの風邪じゃん。
重症化のリスクが無くなり、高熱も無く頭痛いわー程度の症状で済んでしまう場合、それはただの風邪である。
元々コロナウィルスって風邪のウィルスの代表の一角だったりするので、変異株の中にはダダの風邪レベルに落ち着いてしまって、やたらと多い風邪の原因ウィルスがまた1種増えましたわーとなってる可能性もある。
弱毒化してる変異株もあるんだけど、風邪のウィルスに埋もれて見つからないってだけかもしれん。
とまあ、今回はこんな話ですワクチンが基本的には有効ですが、今この瞬間にも誰かの体内でコピーミスされた遺伝情報から新しい変異株が生まれてるはずです。
発病前の感染力を失うような変異でない限り脅威度は変わらないところが難しいところですね、ワクチンはウィルスを構成するたんぱく質を様々な方法で複製し体内へ注入し免疫機構に覚えてもらい侵入に備える予防方法です。
変異が進みすぎてたんぱく質の形状に余りに差が出来ると、効果が薄くなります、インフルエンザウィルスのように複数の株に合わせてワクチンを作る事態となる前に、全世界でワクチンの接種が進んでいかないと後々大変なことになるでしょう。
大流行している地域が無くならない限り新たな変異株が生まれ続けるのです、生まれてくる変異株に現在のワクチンの効き目が弱い場合、その株に合わせたワクチンを作る羽目になります。
そうなる前に沈静化してくれるといいですね、でもこれからインフルエンザワクチン同様に年に数度は新型コロナウィルスワクチンの接種をなんて言われるようになっちゃうかもしれませんね。